フジタコーポ2021本決算:営業赤字幅拡大、自己資本比率1.4%

注目決算

フジタコーポレーション(3370)は2021年5月24日、2021年3月期の本決算を発表した。売上は41億円で前期比9.9%減、そして1.35億円の営業赤字で赤字幅は前期より拡大した。

自己資本比率1.4%、営業キャッシュフローもマイナス

フジタコーポレーションは北海道に本社を置く、ミスタードーナツ・モスバーガー・牛角等のFC加盟店を運営するメガフランチャイジーだ。

コロナ以前より業績は長らく不振であり、自己資本比率も低位で推移していた。今回の決算においては自己資本比率1.4%と極めて低い状況で、営業キャッシュフローもマイナス。

今後は経営改善に向けて、オリジナルブランドである「かつてん」の加盟店出店を進め、フランチャイザー事業を収益の柱として成長させることを目論む。

その結果、2022年3月期本決算については、営業黒字を見込む。

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